アマチュア無線の意義

私は日本におけるアマチュア無線が全盛の時期ちょっと前、85年に免許を取得しました。当時は2m(144MHz)での開局数が増加している時期で、私もその一員として2mの電力を空中に撒き散らしていました。

当時携帯電話はなく在っても自動車電話でしたし、アマチュア無線の意義はそれなりに大きかったと思います。特に移動しながら連絡を取り合う手段としては抜 きん出た存在でありました。(ただ、一人でこそこそしゃべっている所を人に見られると大変な誤解を受ける状況にはありましたが)。

現在携帯電話にその役割が移り、その目的での人口は大きく減りました。例の震災の前から非常通信には興味があり、私の中でその目的としては

1.非常時の近隣連絡手段
2.非常時の遠方連絡手段
3.技術的興味の対象

以上の3点となっています。


1.非常時の近隣連絡手段について
例として430MHzのハンディ機を利用し、何か発生した場合の近隣連絡手段となればよろしいと考えます。430MHzのハンディ機は相当数普及しているはずで、皆が持ち歩いて何かのときにメインチャネルワッチを習慣とすれば良いのではないかと考えます。

2.非常時の遠方連絡手段について
7MHzまたは10MHzについて、固定局を主とした国内向けの連絡手段が取れると思います。そのためにはバッテリーバックアップ装置が必要でしょうし、無線機、アンテナ等の設置の仕方も工夫すべきでしょう。

3.技術的興味の対象
個人的には電子工作に興味があり、最終的には自作無線機で交信することを目的としています。そのための情報収集、工作などをしていますので、出力は大きい必要はなく、最低限交信が達成されれば良いためQRPで良いことになります。

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